いまだ唯仁です。
アスリート は、
勝利のために、日々のトレーニングの質の向上を意識しています。
では、トレーニングルーチンそのものを、効果的に最大限に引き出せないか。
効果的なトレーニングルーチンとは?
未だに、世界的なエキスパートが
日本国内のトレーニング方法を見ると、
日本人は、何時間も猛練習して、
極度の疲労に追い込むことに価値が有る
という美学を感じる。
という話を多数されるそうです。
確かに、、、
ガムシャラに猛練習をやっていく姿だけをみると、
一所懸命にやっているなと
外目では見えるかもしれませんね。
しかし、ここで言いたいのは、
やるべき本人が、
どれくらい主体性をもって、
取り組んでいるのかということ。
つまり、
やる気だけでは、取り越し苦労になる
可能性も十分あるということなんです。
これは指導者にも同様にいえます。
どれくらい意図をもって、
その練習を行っているのかということです。
もちろん、第一前提として、
自らが、周到に考えた質の高い目標を設定して、
それを達成するという覚悟を持って取り組むこと。
は必須です。
しかし、
「自身が立てた高い目標設定とその達成のために、
覚悟を持って取り組むのであれば、
長時間の練習にも耐えうるのではないか」
という、古きよき幻想に、
最新の心理学の研究では、
1日数時間が、人間の構造上限界地だと実証されています。
ここからが本題です。
【本日の問い】
限られた時間の中で、
効果的に力を伸ばす方法とは、一体どんな方法か?
答えは、明確で、シンプルです。
意図を持って、トレーニングを積み上げる
ということです。
「意図をもつ」とうのが肝ですね。
時間は、誰しも平等に与えられます。
意図をもつために、抑えるべき重要なのは、
「トレーニングにかけられる時間」を知り、
「トレーニングにかけられる時間」で、
何を求めるのかということです。
もちろん、時間をたくさん費やしたいから、
いろんなものを犠牲にして、
練習の時間に充てればいい
というわけでもありません。
先ほども申し上げた通り、脳や体も構造上、科学上、限界値があります。
そのため、
まず自身の限界値を知ることが重要です。
その上で、
その限界値と向き合い、
最適なトレーニング方法を考えることが、
質をあげることにつながります。
トレーニング効果を上げるための、4つのサイクル
意図的なトレーニングを継続し、
さらに効果を上げていくために、
抑えるべきポイントは、下記4つです。
- 明確に定義されたストレッチ目標
- 完全な集中と努力
- すみやかで有益なフィードバック
- たゆまぬ反省と改良
きずいた人はいるかもしれませんが、
左の赤字の部分をどれだけこだわるかが、
差をつくるポイントです。
トップ1%と言われる
ビジネスアスリートは、
この4つを1サイクルとして、
数多くぐるぐる回していきます。
回した分だけ、精度は上がっていきます。
これは、
マーケティングテストにも同じく言いかえれますよね。
優秀なマーケターは、
より効果的なマーケティング効果を出すために、
テストを繰り返します。
トレーニングのように、
細かく細分化し、
意図的な戦略分析の繰り返しです。
当然、
気持ちだけでは、何も生み出しません。
細分化して、
一つ一つ落としながら、
ブラッシュアップしていくことこそが、
ビジネスアスリートの常識なんです。
現役NBAスター選手である
ケヴィン・デュラント(アメリカのプロバスケットボール選手)は、
練習時間の7割は、
テクニックを磨くためにひとりで練習する。
一つ一つのテクニックをしっかり調整したいからね。
とおっしゃっています。
ひとりで練習する時間が多い人ほど、
スキルの上達が早いことは、
様々な研究で実証されています。
多くのエキスパートは、
ひとの見ていないところ
私は、努力よりも、
進化速度へのこだわりが重要だと思っています。
本人からすると、努力なんかしてませんからね。
最後に、
生物学者チャールズ・ダーウィンの有名な言葉のなかに、
最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。
という言葉がある。
これを、トレーニング論に変換してみましょう。
最もやる気があるものが、生き残るのではなく、
最も学習するものが、生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは、
求める条件になるまで、主体変容を繰り返した者である。
そして、
これは3つのカテゴリーに分けるのではなく、
3段階にわけたのち、
サイクルとして一つにつなぐ
ことが大切だと思っています。
やる気や学習を否定するわけではありません。
何のためか?
それらは、目標を達成するためのはずです。
素直に、
誠実に、
勤労です。
二宮尊徳さんも、
私の道は、至誠と実行があるのみだ。
とおっしゃいましたね。
まとめ
- ビジネスアスリートが常識にしている、
トレーニング効果を高める4つのサイクル◎ 明確な定義されたストレッチ目標
◎ 完全な集中と努力
◎ すみやかで有益なフィードバック
◎ たゆまぬ反省と改良 - 時間や体、脳、全てにおいて、
個々の構造上限界地があることを知る。
そして、向き合い、個々の攻略法を考えることが重要。 - トップ1%のビジネスアスリートは、
これらのサイクルを、高速で数多くぐるぐる回す。
回した分だけ、精度は上がっていきます。 - キーワードは、「至誠と実行」
~より賢く、より美しく自由に生きる~
Freien
いまだ唯仁